ビジネスメールマナー2
【宛先とCC、BCCを理解して使おう】
メールを送る際、アドレスの入力欄には「宛先」「CC」「BCC」の3種類があります。
これは、その項目にメールアドレスを入力した場合、相手にそのメールが届くといった結果は同じですが、意味合いは大きく変わってきます。
特にビジネスにおいてはその重要性はさらに高まります。
宛先、CC、BCCの使い方を誤るとトラブルの原因になる事もあります!
それぞれの仕組みを正しく理解して活用しましょう。
●宛先
このメッセージを届けたい相手です。
「宛先」の欄に複数のアドレスを入れると、連名としての通信となり、それぞれのアドレスに送れます。
宛先人が知ることができる情報:宛先のメールアドレス・CCのメールアドレス
CC(カーボンコピー)
CCで送った相手には、宛先人と同じメールの内容が送られます。
主な宛先人ではないので、「こうゆうメールを送ったから共有して下さい」という意味合いになり、一般的に返信はしません。
CCで送った相手が知ることができる情報:宛先のメールアドレス・CCのメールアドレス
活用例:原則として宛先人とCCの相手は面識のある間柄である必要があります。
CCのアドレスは宛先人にも知られてしまうためです。
●BCC(ブラインドカーボンコピー)
CCと仕組みは同じですが、「こうゆうメールを送ったから<こっそり>共有して下さい」という意味合いなります。
ブラインドとは隠すということ。
なので、宛先人・CCの相手には、BCCの人にも送っていることを知られなくて済みます。
BCCで送った相手が知ることができる情報:宛先のメールアドレス・CCのメールアドレス
活用例:取引先とのやり取りを、チームで共有したり、確認の意味で上司に見てもらう。